皆さんは、クラフトビールにハマったきっかけってありますか?というか、そもそもビールにハマったきっかけって何かありますか?
ビール=サラリーマンが仕事終わりに飲むものというイメージ
私はビールといえば、父親のようなサラリーマンが仕事終わりに飲むものってイメージがありました。小学生の頃、父親が帰宅して、母親がご飯の準備をするわけです。そうすると、必ず缶ビールが一緒に出てくるんですよね。今でも覚えているのは、「淡麗」と「スーパーホップス」の文字とデザイン。「スーパーホップス」のおじさんの絵には懐かしさを感じます。
というわけで、父親のようなサラリーマンが、仕事終わりの「お疲れさんっ」セットのようなものだと思っていました。当時は、まさか大人になった自分がこんなにビールの世界にハマるなんて夢にも思わなかった(笑)今思うと、父が飲んでいたのは、「ビール」ではなく「発泡酒」だと認識しました。そこにちょっぴり切なさが湧いてくる。当時は母がスーパーで買っていたし、父も銘柄に興味がなかったので、「ビール」だろうが「発泡酒」だろうが、どちらでも良かったのだと思います。
そんなわけで私は小学生の頃から、ビールは身近な存在でした。ただ、それは自分が好きとか飲みたいとかそういうのではなかったんです。じゃあ、自分がビールを飲みはじめた、はたまた美味しいと感じるようになったのはいつからだろう。
最初にビールにハマったのは、大学時代の留学先・イギリスのパブで
それは大学時代の留学先・イギリスです!交換留学で、大学3年生の時にイングランド北部のリーズという街に約1年暮らしていました。よく友人とパブやクラブでお酒を飲んでいましたね。最初は甘いウォッカコークやアップルサイダーをよく頼んでいましたが、段々甘いお酒に飽きてしまい、そこからビールに切り替えたんですよね。その時はイギリスのパブにも置いてある「アサヒスーパードライ」を頼んでいましたが、なんともったいないことをしていたんでしょうね(笑)でも、甘いお酒に飽き飽きしてたから、ビールのドライさがちょうど良くて、しばらくハマってました!
衝撃的だったギネスビールとの出会い
そんなある時、イギリス人の友人がずっと黒色のビールを飲んでいることに気が付いたんです。「ああ、黒ビールね、日本でも見たことあるよ」くらいにしか思ってなかったのですが、その友人が毎回その黒色のビールを注文するから「それ、美味しいの?」って聞いたんです。そしたら「美味しいよ〜!Yeah, it’s great. あなたも試してみなよ!You should try!!」なんて自信満々に言うもんだから、注文したんですよ。期待を膨らませて。
ドキドキしながら最初の一口をぐびっといきました!
「美味しくない・・・!むしろ・・・どちらかというと、マズい!!」
衝撃的な味で、当時の私には到底受け入れられる味じゃなかったんですよ。納豆のようなフレーバーを彷彿とさせました。(ちなみに納豆は大好きです笑)そう、Guinness(ギネス)ビールです。これを美味しいという友人、どんな変人なんだろうとまで思ってしまったくらいでした。当然ながら、それ以降ギネスビールを注文することはなく、また「アサヒスーパードライ」を飲む日常に戻りました・・・。
私が成人になって、初めてビールの多様性に触れたのは、この時が初めてだっと思います。大学生の時にビールを飲むようになり、それ以降は食事の時のファーストオーダーは「生ビール」になったんですよね。
それが私の中での初期のビールという存在です。次回は社会人になってから「クラフトビールとの出会い」について綴ってみようと思います。
色々とクラフトビールについて綴っていきたいと思いますが、まずは自分が人生においてどうやってビールを飲むようになり、はたまた「クラフトビール」を好きになったのか。その背景を振り返ってみたくなったんですよね。
ここまで読んでくれてありがとうございました!乾杯!
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