ビールのオフフレーバーって何だろう。ダイアセチルについて学ぶ。

ビールエッセイ

こんばんは。クラフトビール大好きえみです♪先日の記事でオフフレーバーについて触れました。

今宵は「ダイアセチル」について学んでいこうと思います。といっても、ゴリゴリに、というよりはハードルをグッと下げて、楽しく知ってみよう〜!という回にしたいです。

私は来月ビアテイスターを受検することが決まっていますが、正直クラフトビールの醸造の知識が十分にあるわけではありません!まさに、学び始めたところです。

だからこそ、継続的にやるために、「まずは気楽に学ぶ」というスタンスでやっていきたいと思います。

では早速学んでいこう〜!

皆さん、ダイアセチルってどんなオフフレーバーかご存知ですか?ビール界隈の方は聞いたことがあると思います。

ダイアセチルとは、バターの香りと言われています!

これを聞くと、ハリーポッターに登場する「バタービール」を想像して美味しそう!と思った自分がいました。

※ちなみに、「バタービール」を飲んだことは一度もありません・・・。飲んでみたい。USJに行ったら飲めるんですよね?!

バターって、香ばしくて美味しい料理には欠かせないものだと思います。それがビールと結びついたものだから、美味しくないはずがない!という気持ちになりました。

さて、そんな美味しそうなオフフレーバー、「ダイアセチル」はどのように発生するのでしょうか?

ダイアセチルは、「発酵」すると発生する!!

とすると、いかなる状況でも、どんなビールでも発生している、ってことですよね。

ダイアセチルは、発酵が終わる頃には消滅するようですが、酵母を取り除くタイミングが早いと発酵が不十分で残留してしまうことがあるようです。ということは、酵母を取り除くタイミングの見極めが非常に重要であるということですね。

発酵するとダイアセチルが発生することは分かりましたが、メカニズムをしっかり理解することが醸造する際には必須であるということを感じています。

一方で、ダイアセチルは微量であれば許容されるビアスタイルもあるようです。

それが、英国系エールです。

英国系エールには、ダイアセチルが微量であれば、かえって特徴を浮き立たせるんですね。

全てのビールにおいて、ダイアセチルが除去された状況が良いとされているのではなく、英国系エールであれば微量は許容される、などがあるから奥深いですよね。

もし将来的に自分がビールを醸造するとなった時には、こういったオフフレーバー一つひとつの化学的根拠をきちんと理解しておくことが必須であることが感覚的にわかります。

読んでくださり、ありがとうございました!乾杯♪

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